この記事では「スイング軌道」と「ボールの軌道」の関係について解説します。
特にストロークの調子が悪い時に参考にして下さい。
調子が戻るかもしれません。
「前に振るとフラット」「縦に振るとスピン」
テニスは、斜め上方向にスイングします。
そうしないと、ボールがネットを超えないからです。
スイング軌道が前方向であればあるほど、ボールは前方向に飛びます。
逆に、スイング軌道が縦方向であればあるほど、ボールにスピンがかかります。

例えば100の力でスイングしたとします。
ラケットを前方向に振れば、ボールが前に飛ぶ力:100に変換されます。
このスイング軌道を縦方向にしていく事で、100の力の一部がスピンに変換されます。
(詳細は以下リンクをご参考ください)

︎スイング軌道とボールの軌道の関係
スイング軌道が縦方向であるほど、スイングの力がスピンに変換されやすくなります。
例えば、100の力でスイングした場合、「スイング軌道」と「ボールの軌道」の関係は以下になります。
(※数字はイメージです)

フラット(前方向)にスイングし過ぎると、アウトになってしまいます。(赤)
そこから少し上方向にスイングしてボールに回転をかけると、ボールがコートに入るようになります。(青)
上方向に振り過ぎて縦回転をかけすぎると、前に飛ばなくなり、ネットを越えられなくなります。(紫)
スイング軌道でボールの軌道を調整しよう
簡潔に言うと、スイング軌道が縦になればなるほど、ボールが飛ばなくなります。
テニスをしていると調子が良い日と悪い日があると思います。
その中でも「今日はアウトするな」「今日はネットするな」と悩むことは多いです。
調子が悪い日は、スイング軌道を少し変えるだけで調子が良くなるかもしれません。
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